翻訳と辞書
Words near each other
・ TGO
・ TGS
・ Tgsk
・ TGT
・ TGU
・ TGUAS
・ TGV
・ TGV 001
・ TGV Atlantique
・ TGV Duplex
・ TGV IRIS 320
・ TGV La Poste
・ TGV Lyria
・ TGV POS
・ TGV postal
・ TGV Reseau
・ TGV Sud-Est
・ TGV TMST
・ TGV-A
・ TGV001


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

TGV IRIS 320 : ウィキペディア日本語版
TGV IRIS 320

TGV IRIS 320 (TGVイリス320) は、フランス国鉄 (SNCF) の電気軌道総合試験車である。IRIS(イリス)はフランス語で「目」(虹彩)を意味する。
== 編成 ==
SNCFではLGV区間の架線軌道検測車両として1988年Mélusine(メリュジーヌ)が導入され、営業用TGV編成に組成された上で使用されていたが、高速化に対応した高精度な保守を行う目的で高速試験車MGV (Mesure à grande Vitesse)の導入が検討され、代替車両としてTGV Réseau第4530編成を改造したIRIS 320を2006年に導入した。
年間20万kmの検測走行が可能で、SNCFのLGV区間、在来線区間に加えてベルギー国内の高速新線の検測にも対応している。LGV東ヨーロッパ線などでは320km/hでの検測走行が可能である。
編成にはカメラ20台と150個のセンサが搭載され、軌道や架線の状態、信号通信設備、トンネル区間通過時における列車への圧力状態などが測定される。測定された各種のデータは「正常」、「危険」、「緊急」に分類され不良箇所の情報は関係部署に即時に送信され、データを基にメンテナンスが施される。データとともにGPSにより列車の位置の確認も可能である。運行時には運転士2名、技術者7名が乗務する。
車体外装は登場時は写真の通りのカラーであったが、後にTGV Lyriaに似たカラーリングに変更されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「TGV IRIS 320」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.